森稔(読み)もりみのる

百科事典マイペディア 「森稔」の意味・わかりやすい解説

森稔【もりみのる】

実業家。京都府生れ。森ビル初代社長の森泰吉郎(たいきちろう)の二男。1959年に東京大学教育学部を卒業し,同年に父親と共に森ビルを設立して取締役就任。1960年代に地元である東京都区に集中的にオフィスビルを建設し,この頃のビルにはすべて数字が冠されていたことから〈ナンバービル〉と呼ばれた。1978年にラフォーレ原宿,1986年にアークヒルズ,2003年には六本木ヒルズを開業した。1993年に社長,2011年には会長に就任。東京都心の再開発を積極的に進め,多様な機能をもつ高層ビルと地上部の緑化などを組み合わせて空間利用を高める〈バーティカル・ガーデンシティ(垂直の庭園都市)〉を提唱したことでも知られる。2008年に完成した中国の上海環球金融中心(上海ワールドフィナンシャルセンター)の開発にも貢献した。

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