椋原村(読み)むくばらむら

日本歴史地名大系 「椋原村」の解説

椋原村
むくばらむら

[現在地名]阿久比町椋岡むくおか

稗之宮ひえのみや村の南に続き、東は阿久比川を挟んで宮津みやづ村に接する。「寛文覚書」によれば、概高一六四石余、田地一一町九反五畝余、畑地二町一反六畝余、家数一五、人口九八。将軍上洛や朝鮮使節の通行には東海道鳴海なるみ宿などへ人馬を出すとある。「徇行記」によれば、四方は山畑で「小百姓ハカリニテ貧村」で、隣村田畑を出小作し、農業を主とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む