デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「椋梨俊平」の解説 椋梨俊平 むくなし-しゅんぺい 1651-1718 江戸時代前期-中期の武士,治水家。慶安4年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩家老福原氏の家臣。厚狭郡(あさぐん)宇部の荒れ地を開発するため,元禄(げんろく)6年蛇瀬(じゃぜ)池を築造。10年に完成した常盤(ときわ)池は満水面積102haという周防(すおう)・長門で最大の溜め池となり,新田350haがひらかれた。享保(きょうほう)3年8月22日死去。68歳。通称は権左衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例