日本歴史地名大系 「植出遺跡」の解説 植出遺跡うえだしいせき 静岡県:沼津市旧駿東郡地区愛鷹牧植出遺跡[現在地名]沼津市足高 尾上東名高速道路沼津インターチェンジの北西、同高速道側道のすぐ北側、沼津市少年自然の家への登り口角地の一角に位置し、周囲には北神馬土手(きたじんめどて)遺跡や二本松(にほんまつ)遺跡など東名高速道建設にかかわって調査された遺跡も多い。調査は静岡県東部運転免許センターの建設計画に伴って平成五年(一九九三)から同七年まで実施された。その結果遺跡の中心は弥生時代から古墳時代にかけての住居跡などの遺構群で、竪穴住居跡三〇一軒・掘立柱建物跡五四棟・方形周溝墓三基などを含んでいることが確認された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by