日本歴史地名大系 「椎ヶ脇神社」の解説 椎ヶ脇神社しいがわきじんじや 静岡県:天竜市西鹿島村椎ヶ脇神社[現在地名]天竜市二俣町鹿島天竜川右岸の字宮山(みややま)に鎮座。祭神は闇於加美。旧郷社。天正一九年(一五九一)九月、二俣(ふたまた)城主堀尾六左衛門尉光景(吉晴弟宗光か)が「豊田郡鹿島郷今津渡椎カ脇龍樹菩薩宮」を再興している(「棟札」椎ヶ脇神社蔵)。慶長七年(一六〇二)伊奈忠次は「寺谷并在々新田、井水満足、殊無水損、依当霊神守護為土地堅固也」と、当社の神威恩恵を謝して匂坂上(さぎさかかみ)村(現磐田市)のうちで社領二〇石を寄進している(「伊奈忠次手形」椎ヶ脇神社文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by