改訂新版 世界大百科事典 「検定法」の意味・わかりやすい解説 検定法 (けんていほう)testing hypothesis 数理統計学における基本的方法の一つ。正確には統計的仮説検定法という。1組のデータが与えられたとき,それがある特定の分野に従う母集団からの標本である,という仮説がデータと矛盾しないかどうかをみる方法。仮説が正しいとき,標本がその中に入る確率が小さくなるような範囲(棄却域)を定めて,データがそこに入れば仮説は正しくないものとして棄却する。執筆者:竹内 啓 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by