日本歴史地名大系 「椿尾村」の解説 椿尾村つばきおむら 新潟県:佐渡郡真野町椿尾村[現在地名]真野町椿尾北は高崎(たかさき)村、南は椿尾川の沢を越えて小泊(こどまり)村(現羽茂町)。西三川(にしみかわ)海岸の弁天(べんてん)岩の突出部段丘上にある。現国道三五〇号は海辺を通るが、江戸時代の小木(おぎ)街道は段丘上の村の中を通る。地名の由来は不明であるが、この地方に椿の木の多いことにかかわると思われる。元禄七年(一六九四)の検地帳(椿尾区有)では田一一町三反余・畑一七町七反余。屋敷持は四八筆で地字椎塚・かくのたいら・関平・城・かう屋・茶屋などにある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by