日本歴史地名大系 「椿高下」の解説 椿高下つばきこうげ 岡山県:津山市津山城下椿高下[現在地名]津山市椿高下鶴(かく)山丘陵の西に延びる高台地域で、田(た)町に隣接して東西の通りで区画された侍屋敷。ただし南北の通りは田町とは若干ずれる。東は北(きた)町、西は城代(じようだい)町・小田中(おだなか)村、南の西半分は椿高下溝を隔てて田町、東半分は城の堀を隔てて城内、北は山北(やまきた)村。東西に四通り、南北に五通り。森忠政の入国に伴って慶長八年(一六〇三)東部が、寛永一四年(一六三七)冬に西部が成った(「森家侍屋敷割帳」弓斎叢書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by