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楊恵之 ようけいしYang Hui-zhi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

楊恵之
ようけいし
Yang Hui-zhi

中国,盛唐時代の彫刻家。呉 (江蘇省) の人。呉道子とともに張僧 繇 (ちょうそうよう) の画法を学んだが,呉道子に及ばなかったので彫塑に転じ,ついに第一人者となり,絵画の呉道子と並び称されるにいたった。塑壁をよくし,諸寺の仕事に従事した。また肖像彫刻にも巧みで,背後からでもその人物がわかったという。明確な作品は残っていない。また,著書に『塑訣』があったといわれている。

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世界大百科事典内の楊恵之の言及

【塑造】より

…隋,唐代には洛陽,長安においても盛んに製作され,それらとともに塑土によって壁面に浮彫状の山水樹木などを構成した〈塑壁〉がつくられた。唐代,8世紀前半には塑壁製作の名手とされる楊恵之が出て,中原の寺院に多くの名作をのこしたという。朝鮮半島では三国時代の6世紀に塑像が製作されたといい,7世紀には丈六像をはじめその製作を伝える文献がある(《三国遺事》ほか)。…

※「楊恵之」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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