業曝し(読み)ゴウサラシ

デジタル大辞泉 「業曝し」の意味・読み・例文・類語

ごう‐さらし〔ゴフ‐〕【業×曝し/業×晒し】

[名・形動]《「ごうざらし」とも》
前世悪業の報いとしてこの世で恥をさらすこと。また、そういう人や、そのさま。恥さらし。「―をする」「―な男」
人をののしっていう語。「この―め」

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精選版 日本国語大辞典 「業曝し」の意味・読み・例文・類語

ごう‐さらしゴフ‥【業曝・業晒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ごうざらし」とも )
  2. ( 形動 ) 前世の悪業の報いとして、現世で受けた恥を世にさらすこと。また、その人。はじさらし。
    1. [初出の実例]「尤金七金銀不残遣すて、浅草川に身しづめし事、貴殿(わどの)などがおもわくにはがうざらしともおもわれん」(出典浮世草子・風流比翼鳥(1707)八)
  3. 他人をののしっていう語。ろくでなし。
    1. [初出の実例]「ヤイごうさらしめ、提婆(だいば)め、いかな下人下郎でもふむのけるのはせぬこと」(出典:浄瑠璃女殺油地獄(1721)中)

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