極重悪人無他方便(読み)ごくじゅうあくにんむたほうべん

精選版 日本国語大辞典 「極重悪人無他方便」の意味・読み・例文・類語

ごくじゅうあくにん【極重悪人】 無他方便(むたほうべん)

  1. 恵信僧都が「観無量寿経」の説く肝要を簡潔に示した語句一部極重悪人を救う道は、南無阿彌陀仏称名念仏して、極楽往生する以外に他のてだてはないということ。
    1. [初出の実例]「観経云、極重悪人無他方便、唯称念仏得生極楽」(出典:往生要集(984‐985)大文八)

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