極ZERO(読み)ごくぜろ

知恵蔵mini 「極ZERO」の解説

極ZERO

サッポロビール株式会社が2013年に発売した「第3のビール」。麦芽割合を50%以下に抑え酒税を安くした「発泡酒」に酒類を加え、税法上「リキュール」に区分されるようにしてさらに酒税を安くしたものが「第3のビール」と呼ばれる。「極ZERO」は第3のビールとしての価格の安さに加え、プリン体糖質ゼロを世界初の製法達成。13年12月3日には300万ケースを売り上げるヒット商品となった。14年6月4日、製法上の問題により同商品が「第3のビール」の区分から外れることがわかり、メーカー側の判断により5月下旬で販売を終了。製造方法を見直して、7月15日より発泡酒として改めて発売を開始することになった。

(2014-6-9)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「極ZERO」の解説

極ZERO(ごくゼロ)

サッポロビールが2014年より販売を開始した発泡酒。2013年、いわゆる第3のビールとして発売されたが、酒税の適用区分の解釈を巡り一時製造・販売を中止。2014年、発泡酒として再発売。プリン体と糖質をゼロにした健康志向の消費者向けの製品

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