楷模(読み)かいぼ

精選版 日本国語大辞典 「楷模」の意味・読み・例文・類語

かい‐ぼ【楷模】

  1. 〘 名詞 〙 手本模範
    1. [初出の実例]「今到吏部者、皆推松影、為楷模焉」(出典日本文徳天皇実録‐斉衡二年(855)正月癸卯)
    2. 「門楣皆栄、子孫有慶。為国之楨榦、作朝之揩摸」(出典:江都督納言願文集(平安後)三)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐盧植伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「楷模」の読み・字形・画数・意味

【楷模】かいぼ

手本。〔梁書、文学上、肩吾伝〕世の謝・沈の詩、任・陸の筆の如きに至りては、斯れ實に冠冕(くわんべん)、作の楷なり。

字通「楷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android