デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「榎並貞因」の解説 榎並貞因 えなみ-ていいん 1627-1700 江戸時代前期の俳人。寛永4年生まれ。永田貞柳,紀海音(きの-かいおん)の父。榎並貞富の兄。宮中御用達(ごようたし)の大坂御堂前(みどうまえ)の菓子商。貞門の安原貞室にまなび,談林派とも交流して大坂俳壇に重きをなした。狂歌も得意とした。元禄(げんろく)13年3月23日死去。74歳。元和(げんな)7年生まれ,享年80歳とする説もある。通称は鯛屋善右衛門。別号に長閑堂,白后斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例