榎崎A遺跡(読み)えのきざきAいせき

日本歴史地名大系 「榎崎A遺跡」の解説

榎崎A遺跡
えのきざきAいせき

[現在地名]鹿屋市郷之原町

高隈たかくま山地の南側丘陵端に立地する。国道二二〇号鹿屋バイパス建設に伴い、昭和六三年―平成元年(一九八八―八九)にかけて発掘調査が行われた。旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代・平安時代の複合遺跡。旧石器時代の遺物は細石刃が主で六七点出土しているが、完形のものは一点のみで、残りはすべて切断したり折れたものである。ほかに石核・石斧・礫器・磨石などが出土している。縄文時代では早期と前期から晩期にかけての遺物包含層が確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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