横田英夫(読み)ヨコタ ヒデオ

20世紀日本人名事典 「横田英夫」の解説

横田 英夫
ヨコタ ヒデオ

大正期の農民運動



生年
明治22(1889)年10月13日

没年
大正15(1926)年2月10日

出生地
埼玉県秩父郡高篠村大字松谷(現・秩父市)

旧姓(旧名)
内田

経歴
埼玉、東京、長野、福島、新潟などを転々とし、新聞記者や著述業に従事する。大正3年東京朝日新聞に「農村革命論」を発表。新潟県須貝快天の農村革新会に参加したのち、13年岐阜県の中部日本農民組合組合長に迎えられた。その後岐阜を中心に農民運動を指導。いくつもの争議で小作料減免を勝ち取って農民から絶大な信頼を得た。著書に「農村滅亡論」「日本農村論」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「横田英夫」の解説

横田英夫 よこた-ひでお

1889-1926 大正時代の農民運動家。
明治22年10月13日生まれ。大正3年「東京朝日新聞」連載の「農村革命論」で注目される。新潟県で須貝(すがい)快天がすすめる小作料減免の農民運動に参加し,指導者となる。13年中部日本農民組合長。大正15年2月10日死去。38歳。埼玉県出身。旧姓は内田。著作に「農村滅亡論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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