横逆(読み)オウギャク

デジタル大辞泉 「横逆」の意味・読み・例文・類語

おう‐ぎゃく〔ワウ‐〕【横逆/×枉逆】

[名・形動]わがままで道理に反すること。また、そのさま。横暴。「あまりにも―な振る舞い」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「横逆」の意味・読み・例文・類語

おう‐ぎゃくワウ‥【横逆・枉逆】

  1. 〘 名詞 〙 わがままで、道理に反すること。無理を通すこと。横暴。
    1. [初出の実例]「生質横逆(ワウギャク)にして絡(つい)に仏法名字だも聞事なし」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)六)
    2. [その他の文献]〔孟子‐離婁・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「横逆」の読み・字形・画数・意味

【横逆】おう(わう)ぎやく

勝手で理にそむく。〔孟子、離婁下〕此(ここ)に人り、其の我を待つにを以てせば、則ち君子は必ず自ら反(かへり)みるなり。

字通「横」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android