デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樺山資之」の解説 樺山資之 かばやま-すけゆき ?-? 幕末の武士。薩摩(さつま)鹿児島藩士。嘉永(かえい)5年(1852)江戸詰となり,水戸藩の藤田東湖らとまじわる。井伊直弼(なおすけ)襲撃の計画にくわわったが,決行前に帰藩。長州の桂小五郎(木戸孝允(たかよし))らと連絡をとり,薩・長の尊攘派(そんじょうは)連合への気運をつくった。通称は三円(さんえん),瀬吉郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例