…後者は同年冬より年6~9%,20年賦で貸し付けられ,その利子は会所入費とされたほか,さきの1万両の返済金と合わせて次の札差貸付金の元本とされた。会所は町年寄樽屋与左衛門が管轄し,勘定所御用達が融資の実務に当たった。金融を通じての札差業の管理事務所といった性格が強かった。…
…江戸町年寄の世襲名。初代は水野姓で,のち樽と改め,1581年(天正9)以来徳川家康のもとで遠江の町々の支配を担当したという。90年に家康とともに江戸に入り,町支配を行った。奈良屋,喜多村とともに江戸の三町年寄として世襲し,日本橋本町2丁目に160坪の居宅を拝領した。町年寄役のほかに神田・玉川両水道の支配を兼ねたこともあり,また京都の福井作左衛門の西国枡支配にたいし,東国33ヵ国の枡改(枡座)は樽の特権であった。…
※「樽屋与左衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...