橋下条村(読み)はしげじようむら

日本歴史地名大系 「橋下条村」の解説

橋下条村
はしげじようむら

[現在地名]小杉町下条げじよう

太閤たいこう山の西に位置し、北は小杉三こすぎさんヶ村、西は水戸田みとだ(現大門町)、南は青井谷あおいだに村・上野うわの村。村のほぼ中央を下条川が南流する。古くは大白だいばくと称したという(三州地理志稿)。下条村ともいった。寛永二年(一六二五)一二月の知行所目録(中川家文書)に「中郡橋之下条村」とみえ、当村の六二石余などが前田利光から津田右京と沢田少二郎に与えられている。正保郷帳には下条村とみえ、高一千四三石余、田方八六町一反余・畑方四三町四反余、ほかに新田高二四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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