日本歴史地名大系 「橋本門」の解説 橋本門はしもとひもん 京都府:八幡市八幡惣町橋本町橋本門[現在地名]八幡市橋本小金川大谷(おおたに)川の水を淀川に水抜きする樋門。江戸時代は橋本町東口の東北、現橋本尻江(はしもとしりえ)の地にあった。享保二年(一七一七)五月付の八幡宮神領百姓惣代口上書案(石清水文書)には、八幡の内水は「橋本門樋ニて大川筋江水ぬき御座候へ共、少之増水ニも却而逆水押込候へ者内水一円ぬけかね申候」とあり、付随の絵図にも橋本町の東に「大ツ樋」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by