デジタル大辞泉 「橐駝」の意味・読み・例文・類語 たく‐だ【×橐×駝】 《「橐」は袋の意》1 ラクダの別名。2 《柳宗元りゅうそうげんの「種樹郭橐駝伝」にみえる、郭という背の曲がった植木職人が「橐駝」と呼ばれたところから》植木職人。庭師。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「橐駝」の意味・読み・例文・類語 たく‐だ【橐駝・槖駝】 〘 名詞 〙 ( 「橐」は、小さな袋の意 )① 「らくだ(駱駝)」の異名。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「駝 タクダニ ニイヲタントツケタ」(出典:交隣須知(18C中か)二)[その他の文献]〔戦国策‐楚策・威王〕② ( 柳宗元の「種樹郭橐駝伝」に出てくる植木屋郭の背骨が曲がっていて橐駝と呼ばれていたところから ) 植木職人の異称。橐駝師。[初出の実例]「槖駝は木をうゆる事の名人なり」(出典:俳諧・類船集(1676)女) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例