橘浦村(読み)たちばなうらむら

日本歴史地名大系 「橘浦村」の解説

橘浦村
たちばなうらむら

[現在地名]大月町橘浦

泊浦とまりうら村の西南大洞おおどう山の西麓、大月半島西岸にある漁村(浦)。「土佐州郡志」は「東西四十間南北一町、有港、東西一町半南北二町半」と記す。天正一七年(一五八九)の泊橘浦一切天地柏島地検帳によれば橘浦の検地面積六町七反余、屋敷数一〇うち居屋敷七。水主・番匠が居住する。江戸時代の当村は元禄地払帳によると総地高七二石余、うち本田高六六石余で蔵入地、新田高六石余で貢物地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android