檜山路村(読み)ひやまじむら

日本歴史地名大系 「檜山路村」の解説

檜山路村
ひやまじむら

[現在地名]浜島町檜山路

浜島湾奥、東は塩屋しおや村、南に浜島村に接し、集落は浜島と恵利原えりはら(現磯部町)を結ぶ浜島港道に沿っている。古く紀州方面との関係が深く、当村の藁・筵・草履・魚肥などと材木とを交換していた。近世を通じて鳥羽藩領で、享保一一年(一七二六)村差出帳(徳川林政史蔵)によると、高六六・一四七石のうち山年貢高四斗が寛文四年(一六六四)から引かれている。主な小物成は山年貢一〇匁。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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