日本歴史地名大系 「浜島町」の解説 浜島町はまじまちよう 三重県:志摩郡浜島町面積:二六・四三平方キロ志摩郡の西南部に位置し東は阿児(あご)町、北は磯部(いそべ)町、西は度会(わたらい)郡南勢(なんせい)町、南は英虞(あご)湾を隔てて志摩町に接し、御座(ござ)岬と相対して英虞湾口を扼している。海岸はリアス式の溺谷が複雑に入組み、帆船にとっては良好な湾入で漁港・避難港として浜島は志州四箇津の一として賑った。陸地は低い山地で平地はほとんどない。東南端では標高二〇メートルの丘陵性の台地の大崎(おおさき)半島が英虞湾に突出し、南端に合歓の郷(ねむのさと)のミュージック・レジャーセンターがある。交通は国道二六〇号が通り、御座・賢島(かしこじま)へは浜島港からフェリーの便がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by