檜皮姫(読み)ひわだひめ

朝日日本歴史人物事典 「檜皮姫」の解説

檜皮姫

没年宝治1(1247)
生年寛喜2(1230)
鎌倉中期の武家女性北条時氏の娘。寛元3(1245)年7月,鎌倉幕府将軍九条頼嗣の御台所となる。北条氏意向で進められた明らかな政略結婚であり,公に「嫁取り」という婚姻形態がとられた最初であったが,生来病弱で結婚後わずか2年で死去。佐々目谷に葬られた。

(鈴木国弘)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「檜皮姫」の解説

檜皮姫 ひわだひめ

1230-1247 鎌倉時代の女性。
寛喜(かんぎ)2年生まれ。北条時氏(ときうじ)の娘。執権北条経時(つねとき)の妹。寛元3年鎌倉幕府5代将軍九条頼嗣(よりつぐ)の御台所(みだいどころ)となる。時に頼嗣7歳,檜皮姫は16歳。宝治(ほうじ)元年死去。18歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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