デジタル大辞泉 「檳榔庇の車」の意味・読み・例文・類語 びろうひさし‐の‐くるま〔ビラウひさし‐〕【×檳×榔×庇の車】 檳榔毛びろうげの車の一。檳榔毛の車の物見の上と車箱の前後に庇がついているもの。上皇・親王・摂政関白・大臣などが乗用した。びろうひさし。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「檳榔庇の車」の意味・読み・例文・類語 びろうひさし【檳榔庇】 の 車(くるま) 檳榔毛(びろうげ)の車の一種。屋形の眉は隅入形をなし、車箱の前後と物見の上とに庇、または半蔀(はじとみ)庇を設けたもの。平安時代から用いられた。太上天皇・摂関・大臣などの乗用。雨眉の車。びろうひさし。〔蛙抄(15C中か)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例