欧米の対ロシア制裁

共同通信ニュース用語解説 「欧米の対ロシア制裁」の解説

欧米の対ロシア制裁

2014年のロシアによるクリミア編入やウクライナ東部での衝突を受けて、欧米諸国はロシアに対して数次にわたる制裁を科した。/(1)/政府や企業幹部の渡航制限/(2)/軍事技術関係の凍結/(3)/各国にあるロシア関連資産の凍結/(4)/ロシアの大手エネルギー企業や金融機関との取引の禁止―などで構成されている。政治面では主要国首脳会議は14年3月の臨時会合でロシアの排除を決めた。ロシアへの新規投資は事実上ストップし、通貨ルーブルは下落外貨準備は大きく減った。欧米では企業を中心に制裁緩和を求める声もあるが、各国政府はロシアがウクライナの和平合意を履行するまで継続する方針だ。

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