欽塾跡(読み)きんじゆくあと

日本歴史地名大系 「欽塾跡」の解説

欽塾跡
きんじゆくあと

[現在地名]鴨方町鴨方

浄光(じようこう)寺から道を隔てて南にあった。西山拙斎が開いた私塾。若くして上方で学んだ拙斎は安永二年(一七七三)故郷鴨方の自宅至楽居(しらつきよ)の敷地内に開塾した。至楽居の左手前に位置。安永頃の教師一名・門生男一三〇名(岡山県教育史)。経史を重んじ精読をすすめ、詩文をたしなみ、習字は楷書を旨とした。怠惰・驕慢・軽佻浮薄を慎み、仁義孝悌を説いた(「塾生隷業課程」県立鴨方高等学校蔵)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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