歌舞伎子(読み)カブキコ

デジタル大辞泉 「歌舞伎子」の意味・読み・例文・類語

かぶき‐こ【歌舞伎子】

江戸時代若衆方歌舞伎俳優。かげ男色も売った。舞台子色子いろこ歌舞伎若衆

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「歌舞伎子」の意味・読み・例文・類語

かぶき‐こ【歌舞伎子】

  1. 〘 名詞 〙 若衆方の歌舞伎俳優で、男娼を兼ねたもの。元祿年間(一六八八‐一七〇四)頃までの呼び名。色子(いろこ)。舞台子。歌舞伎若衆。芝居子
    1. [初出の実例]「そのかふき子といふもの〈略〉かのやつばらの、とろとろまなこに、たらされて、しばい終れば、ひんがし山にともなひ」(出典:評判記・野郎虫(1660))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android