正親町季秀(読み)おおぎまち すえひで

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「正親町季秀」の解説

正親町季秀 おおぎまち-すえひで

1548-1612 織豊-江戸時代前期の公卿(くぎょう)。
天文(てんぶん)17年生まれ。庭田重保次男正親町公叙(きんのぶ)の養子。天正(てんしょう)4年従三位,左近衛(さこんえの)中将兼参議となり,7年正三位,権(ごんの)中納言。本能寺の変の際,誠仁(さねひと)親王とともにいた二条城を明智光秀軍にかこまれるが,親王を脱出させることに成功。慶長16年権大納言となり,翌年従一位にすすんだ。慶長17年7月1日死去。65歳。初名は実彦。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android