正阿弥伝兵衛(読み)しょうあみ でんべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「正阿弥伝兵衛」の解説

正阿弥伝兵衛 しょうあみ-でんべえ

1651-1727 江戸時代前期-中期の装剣金工。
慶安4年生まれ。江戸の正阿弥吉長のもとで鐔(つば)つくりを修業。のち出羽(でわ)秋田にうつり,延宝3年出羽久保田藩(秋田県)の抱え工となった。鉄や赤銅の地に透かし彫りや細緻(さいち)な象眼をほどこした作品がのこる。享保(きょうほう)12年3月12日死去。77歳。出羽庄内(山形県)出身。姓は鈴木。名は重吉

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む