正阿彌(読み)しょうあみ

精選版 日本国語大辞典 「正阿彌」の意味・読み・例文・類語

しょうあみ シャウアミ【正阿彌】

〘名〙 鐔工(たんこう)一派初期のものを古正阿彌といい、室町末期、京に起こる。鉄地に金象嵌(きんぞうがん)をほどこしたものが多く、武骨。江戸期には京、伊予阿波会津庄内秋田など各地に分派した。元祿一六八八‐一七〇四)頃の京正阿彌の政徳(まさのり)有名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android