武三思(読み)ぶさんし(その他表記)Wu San-si; Wu San-ssǔ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「武三思」の意味・わかりやすい解説

武三思
ぶさんし
Wu San-si; Wu San-ssǔ

[生]?
[没]神竜3(707).7.6. 長安
中国,唐代の権臣則天武后の異母兄武元慶の子。武后が周朝を建てると梁王に封じられ,要官を歴任して神功1 (697) 年宰相となった。翌年みずから皇太子になろうと策動したが,狄仁傑 (てきじんけつ) の直諫にあって失敗した。次男武崇訓は中宗の娘安楽公主をめとり,みずからも韋后 (→韋氏 ) や上官昭容と私通して隠然たる勢力をたくわえ,皇太子李重俊を廃する陰謀を安楽公主らとめぐらしたが,太子の挙兵にあって三思父子は斬られた。

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世界大百科事典(旧版)内の武三思の言及

【韋后】より

…いったんは皇后となり,翌年に中宗が則天武后によって房州に流された際も苦労をともにした。20年後の705年(神竜1),中宗の復位によって皇后に復活するや,高宗における武后のごとくふるまい,武三思(?‐707)と私通し,売官によって富商などを官に任じた。ついには中宗を毒殺したが,まもなく後の玄宗らに誅殺された。…

※「武三思」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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