20世紀日本人名事典 「武富瓦全」の解説 武富 瓦全タケトミ ガゼン 明治期の俳人 生年明治4年2月21日(1871年) 没年明治44(1911)年12月29日 出生地大阪市北区絹笠町 本名武富 春二 経歴少年時代太田北山に読書を、西山完瑛に画法を学ぶ。明治29年水落露石、中川四明らが結成した京阪満日会に第1回から出席。日本派に属し、「ホトトギス」に投句した。一時民友社員ともなった。晩年は近松研究家として名を成した。著書に「瓦全遺稿」(45年)がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武富瓦全」の解説 武富瓦全 たけとみ-がぜん 1871-1911 明治時代の俳人。明治4年2月21日生まれ。29年結成の京阪満月会に従兄の水落露石らとともに第1回から出席し,関西の日本派として活躍。また近松研究家としても知られた。没後「瓦全遺稿」が刊行された。明治44年12月29日死去。41歳。大阪出身。本名は春二。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by