武田秀雄(読み)タケダ ヒデオ

20世紀日本人名事典 「武田秀雄」の解説

武田 秀雄
タケダ ヒデオ

明治〜昭和期の海軍中将,実業家



生年
文久2年11月16日(1863年)

没年
昭和17(1942)年2月16日

出生地
土佐

学歴〔年〕
海軍機関学校〔明治16年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲二等瑞宝章〔昭和15年〕

経歴
フランスに2度留学し、駐在した。明治36年機関大監になり、38年徳山海軍煉炭製造所の初代所長となって、海軍の燃料工業の基礎を作る。大正2年中将となり、海軍機関学校校長に就任。3年予備役編入となった。以後、三菱合資会社顧問、三菱造船所会長などを歴任し、重工業振興に尽した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武田秀雄」の解説

武田秀雄 たけだ-ひでお

1863*-1942 明治-昭和時代前期の軍人,実業家。
文久2年11月16日生まれ。明治38年徳山海軍煉炭製造所初代所長,大正2年海軍機関中将にすすみ海軍機関学校長となる。退役後三菱造船,三菱電機などの会長をつとめた。昭和17年2月16日死去。81歳。土佐(高知県)出身。海軍機関学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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