武甲山山頂遺跡(読み)ぶこうざんさんちよういせき

日本歴史地名大系 「武甲山山頂遺跡」の解説

武甲山山頂遺跡
ぶこうざんさんちよういせき

[現在地名]横瀬町横瀬 武甲山・生川

武甲山の山頂部、標高一三一四―一三三六メートルにある。武甲山北面の石灰石採掘に伴う武甲山総合調査の一環として昭和五二年(一九七七)と翌五三年に発掘調査が実施された。山頂部の稜線鞍部にはかつて御嶽みたけ神社(蔵王権現社)が鎮座していた。調査の結果、同神社本殿と覆屋は岩盤を掘削し、盛土して建立され、その前面拝殿は二度にわたって増改築されたことが確認された。いずれも一八世紀前半に構築されたものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む