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武甲山 ぶこうざん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

武甲山
ぶこうざん

埼玉県西部,秩父市と横瀬町との境にある山。標高 1295m。日本武尊 (やまとたけるのみこと) が東征のとき,戦勝を祈願して武具,甲冑を奉納したという伝説が呼称の由来である。北側斜面には石灰岩が分布。

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デジタル大辞泉の解説

ぶこう‐ざん〔ブカフ‐〕【武甲山】

埼玉県西部の山。秩父市と秩父郡横瀬町の境にある。古来信仰の山。石灰岩採掘が行われ、山体が変容。標高1304メートル

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百科事典マイペディアの解説

武甲山【ぶこうざん】

秩父岳とも。埼玉県秩父郡横瀬町,秩父市街南方にある山。秩父古生層からなり,標高1304m,山頂に御岳神社をまつる。北斜面に石灰岩層が分布し,秩父市のセメント工業の原料として採掘される。
→関連項目秩父[市]横瀬[町]

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶこうざん【武甲山】

秩父市の南部にある岩山。秩父市街地の背後にそびえ,どっしりとした山容から,関東の名山の一つとされてきた。古くからの信仰の山で,武甲県立自然公園の中心でもある。北斜面には厚さ450mに達する石灰岩の岩層が5kmにわたって露出しており,大正期から石灰およびセメントの原料として採掘され,山麓には秩父小野田(旧,秩父セメント)の工場が立地する。採掘は頂上部にまで達し,かつて1336mあった山の標高を50mほど低下させた。

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大辞林 第三版の解説

ぶこうざん【武甲山】

埼玉県秩父市南部にある山。古来、信仰登山が盛んであったが、石灰岩採掘による破壊が進む。海抜1304メートル。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔埼玉県〕武甲山(ぶこうさん)


埼玉県西部、秩父(ちちぶ)盆地の南にそびえる岩峰。標高1304m。全山石灰岩からなる。山頂に御嶽(みたけ)神社が鎮座する信仰の山。チチブイワザクラ・ミヤマスカシユリなどの石灰岩地特殊植物群落があり、国の天然記念物。長年の石灰岩採掘のため山体自体の崩壊が進む。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

武甲山
ぶこうざん

埼玉県西部、秩父(ちちぶ)市と秩父郡横瀬町の境にある山。標高1295メートル。古来信仰の対象の山で、山頂に御嶽(みたけ)神社を祀(まつ)る。山名の由来については日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征のおり、戦勝祈願にこの山に武具、甲冑(かっちゅう)を奉納したためとか、秩父の向こうに見えるのでムコウサンと名づけたとかいう説がある。秩父中・古生層の山で、石灰岩が多いので有名。標高800メートル付近にはチチブイワザクラ、ミヤマスカシユリなどの群落があり、武甲山石灰岩特殊植物群落として国の天然記念物に指定されている。石灰岩はセメントの材料として、秩父セメント、日本セメント(前記2社は1998年合併により太平洋セメントとなる)、三菱(みつびし)セメント(現、三菱マテリアル)など各社による採掘が進み、山容が変化し、景観や自然保護のうえから問題がおきている。[中山正民]

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