武者走(読み)むしゃばしり

精選版 日本国語大辞典 「武者走」の意味・読み・例文・類語

むしゃ‐ばしり【武者走】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 城の天守の各層の入側(いりがわ)。また、城の土手の垣(かき)の後ろの通路。幅三間の通路で、武者が往来するところからの称。
    1. [初出の実例]「土居の塀より内は武者ばしりと云也。外は犬ばしりと云」(出典:築城記(1565))
  3. ② 江戸初期の劇場の舞台の橋懸(はしがかり)。
  4. ③ 中世末期から近世の大形軍船の矢倉内に設ける左右の舷側に沿った通路。
    1. [初出の実例]「射手船には、一枚楯突立て突立て、武者走(バシ)りをたかく、船筏を二行に連ね」(出典:浄瑠璃・百合若大臣野守鏡(1711頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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