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武装中立 ぶそうちゅうりつarmed neutrality

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

武装中立
ぶそうちゅうりつ
armed neutrality

中立国が軍事力を背景として中立の地位と権利を防衛すること。しかし一般には特に次の2つの事例をさして用いられる。一つは 1780年から行われた第1武装中立同盟で,もう一つナポレオン戦争に際して,1800年ロシアの提唱で結ばれた第2武装中立同盟である。これらの同盟は,いずれも交戦国が中立商業を妨害することに反対し,海上中立法の発展に寄与した。なお前記の例とは別に,現代ではスイスオーストリアスウェーデンなどのように軍備を保有しながら中立政策をとっている国の状態も武装中立と呼ばれる。

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デジタル大辞泉の解説

ぶそう‐ちゅうりつ〔ブサウ‐〕【武装中立】

自国を防衛する軍事力をもって中立の立場を守ること。
戦時に、中立国が交戦国による貿易の侵害を軍事力によって守ること。また、その立場

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大辞林 第三版の解説

ぶそうちゅうりつ【武装中立】

軍備を背景として、国際関係において中立を保つこと。
戦時、中立国が、自国の海上通商の権利を武装によって守ること。

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