歩趨(読み)ホスウ

デジタル大辞泉 「歩趨」の意味・読み・例文・類語

ほ‐すう【歩×趨】

歩くことと小走りに走ること。転じて、物事の進みぐあい。

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精選版 日本国語大辞典 「歩趨」の意味・読み・例文・類語

ほ‐すう【歩趨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 歩くことと小走りに走ること。歩くことと走ること。また、その足どり。転じて、物事の進み行く様子。
    1. [初出の実例]「此書流衍、人随其歩趨、則能脱野狐窠臼、破庸腐漆桶、左右逢原」(出典詩学逢原(1763)序)
    2. [その他の文献]〔漢書‐王吉伝〕
  3. ( 「荘子‐田子方」の「顔淵問仲尼曰、夫子歩亦歩、夫子趨亦趨」による ) 他人の歩いたり走ったりするのに合わせること。したがうこと。ならうこと。
    1. [初出の実例]「池翁画数変。然大抵有三種。其一布置穏雅、歩趨古人、署曰三岳道者、為四十歳前後筆也」(出典:随筆山中人饒舌(1813)上)

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普及版 字通 「歩趨」の読み・字形・画数・意味

【歩趨】ほすう

あるきかた。歩くことと、小走りに走ること。〔荘子、田子方〕顏淵、仲尼に問うて曰く、夫子(ふうし)めば亦たみ、夫子趨(はし)れば亦た趨る。~夫子塵し、回、後(しりへ)に瞠(だうじやく)たりと。

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