歯並(読み)ハナミ

デジタル大辞泉 「歯並」の意味・読み・例文・類語

は‐なみ【歯並(み)】

歯の並びぐあい。はならび。
[類語]歯列歯並び

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精選版 日本国語大辞典 「歯並」の意味・読み・例文・類語

は‐なみ【歯並】

  1. 〘 名詞 〙 歯のならんだ状態有様。はならび。
    1. [初出の実例]「木幡の 道に 逢はしし嬢子(をとめ) 後手小楯ろかも 波那美(ハナミ)は 椎菱なす」(出典古事記(712)中・歌謡)

は‐ならび【歯並】

  1. 〘 名詞 〙 歯の並びぐあい。はなみ。
    1. [初出の実例]「目鼻だちより髪のかかり、歯ならびの宜い所まで似たとは愚か母様を其のままの生れつき」(出典:われから(1896)〈樋口一葉〉三)

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