歳首(読み)サイシュ

精選版 日本国語大辞典 「歳首」の意味・読み・例文・類語

さい‐しゅ【歳首】

  1. 〘 名詞 〙 年の始め。年始。年頭。年首。
    1. [初出の実例]「凡釈奠祭始歳首充執当官一人」(出典延喜式(927)三三)
    2. 「乃ち其歳首の会も亦文家の発会に傚って、妓を聘め酒を佐け、曲を按して興を撒す」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)五)
    3. [その他の文献]〔史記‐封釈書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「歳首」の読み・字形・画数・意味

【歳首】さいしゆ

年の初め。年首。〔逸周書、周月〕首、數は一にり、十にる。一を首と爲す。其の義則ち然り。

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