死を鴻毛の軽きに比す(読み)しをこうもうのかろきにひす

精選版 日本国語大辞典 「死を鴻毛の軽きに比す」の意味・読み・例文・類語

し【死】 を 鴻毛(こうもう)の軽(かろ)きに比(ひ)

  1. ( 「鴻毛」はオオトリの羽毛で、非常に軽いもののたとえ ) 国家君主などのために一身をささげ、いさぎよく死ぬことをいう。いのちは鴻毛より軽し。
    1. [初出の実例]「えりに選ったる忠義の武士、死を鴻毛の軽(カロ)きにたのしみ、義を泰山の重きに置くたとへ」(出典浄瑠璃・鬼鹿毛無佐志鐙(1710頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android