残喘(読み)ザンゼン

デジタル大辞泉 「残喘」の意味・読み・例文・類語

ざん‐ぜん【残×喘】

残り少ない命。残生
多病にして―を保つ方が」〈漱石吾輩は猫である

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「残喘」の意味・読み・例文・類語

ざん‐ぜん【残喘】

  1. 〘 名詞 〙 残り少ない余命。長くない命。残生。
    1. [初出の実例]「残喘老頭皆白雪」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・山寺即事〈藤原周光〉)
    2. [その他の文献]〔郝経‐雲夢詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「残喘」の読み・字形・画数・意味

【残喘】ざんぜん

余命。

字通「残」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android