多病(読み)タビョウ

デジタル大辞泉 「多病」の意味・読み・例文・類語

た‐びょう〔‐ビヤウ〕【多病】

[名・形動]病気がちなこと。よく病気をすること。また、そのさま。「才子多病
[類語]病弱蒲柳の質弱いひよわ虚弱羸弱るいじゃく尩弱おうじゃく

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精選版 日本国語大辞典 「多病」の意味・読み・例文・類語

た‐びょう‥ビャウ【多病】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) からだが弱くよく病気をすること。病気がちであるさま。
    1. [初出の実例]「吾子多病、医薬不遑」(出典:性霊集‐八(1079)被修公家仁王講表白)
    2. 「同行曾良何がしといふもの、多病いぶかしなど袖をひかゆるに心たゆみて」(出典:俳諧・米沢家蔵芭蕉真蹟‐幻住菴記(1690頃))
    3. [その他の文献]〔晉書‐衛玠伝〕

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普及版 字通 「多病」の読み・字形・画数・意味

【多病】たへい

病気がち。唐・杜甫〔登高〕詩 里悲秋、常に客(旅人)と作(な)り 百年多にして、獨り臺に登る

字通「多」の項目を見る

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