すべて 

残曛(読み)ザンクン

デジタル大辞泉 「残曛」の意味・読み・例文・類語

ざん‐くん【残×曛】

日没後もなお照り残る夕日の光。残照
「―を顔に受けながら」〈芥川山鴫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「残曛」の意味・読み・例文・類語

ざん‐くん【残曛】

  1. 〘 名詞 〙 日没後も、なお、雲や山の端などに照りはえて残っている夕日の光。夕日のなごり。残照。
    1. [初出の実例]「富士の東北に唯一抹(いちまつ)朱黄色の残曛(ザンクン)を剰(あま)したるのみにて」(出典:自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉自然の色)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む