精選版 日本国語大辞典「残照」の解説
ざん‐しょう ‥セウ【残照】
〘名〙
※再昌草‐永正四年(1507)九月九日「残照竹籬香露匂、重陽便是菊叢春」 〔孟浩然‐東斉詩〕
② 比喩的に、過ぎ去った物事の影響としてなお残っているもの。
※古典と現代文学(1955)〈山本健吉〉柿本人麻呂「高市皇子尊の死をうたった挽歌などに英雄叙事詩の残照が生きているのだ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報