残溜(読み)ザンリュウ

デジタル大辞泉 「残溜」の意味・読み・例文・類語

ざん‐りゅう〔‐リウ〕【残×溜】

残ってたまるもの。残りのしずく
「今引いて行った波の―の黄なるを踏んで」〈蘆花自然と人生

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精選版 日本国語大辞典 「残溜」の意味・読み・例文・類語

ざん‐りゅう‥リウ【残溜】

  1. 〘 名詞 〙 あとに残ってたまったもの。残りのしずく。
    1. [初出の実例]「羌児が旧曲は残溜を移す 巫女が別粧は暁の風に染む〈村上天皇〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)上)
    2. [その他の文献]〔鄭嵎‐津陽門詩〕

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普及版 字通 「残溜」の読み・字形・画数・意味

【残溜】ざんりゆう

余滴

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