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残響室 ざんきょうしつ reverberation chamber

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世界大百科事典 第2版の解説

ざんきょうしつ【残響室 reverberation chamber】

音響実験室の一つで,周囲の壁面における音の吸収をできるだけ少なくして長い残響をもつようにくふうした室をいう。室内の響きのまったくない無響室と対比される。壁としては,音がよく反射する厚いコンクリートやコンクリートにタイルを張りつけた材料が使われている。長い残響を利用して,ホールスタジオ音響設計に必要な内装材料の吸音率の測定やスピーカーシステムの音の放射効率の測定に用いられる。また,二つの残響室を開口部でつなぎ合わせ,この開口部に窓ガラスなどの試験体を設置して,材料の遮音特性を測定することも行われている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

デジタル大辞泉の解説

ざんきょう‐しつ〔ザンキヤウ‐〕【残響室】

壁・床・天井などの音の反射率を大きくし、残響長時間続く部屋。自動車の遮音性能の評価や音響材料の吸音率の測定などに用いられる。→無響室

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世界大百科事典内の残響室の言及

【無響室】より

…周囲の壁面での音の反射をほとんどなくして,室内の響きがまったくないように作られた室をいう。室内の響きをできるだけ長くした残響室と対比される。 床,天井,壁の吸音材料として,一般には,ガラス繊維材などの多孔質吸音材料をくさび形に成形した材料が数多く使われている。…

※「残響室」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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